先ほどの
「児童ポルノ」の創作物規制は
やむをえないのではないかとの
門弟の意見に対して、
「ライジング」のコメント欄に
異論が寄せられていたので、
こちらも紹介しておきます。
私は、倫理や社会通念なるもののために、
創作物への規制を許容すべきだという
意見には断固反対ですね。
ナボコフやマルキド・サドの小説だって
読み継がれているのに、マンガ・アニメだけへの
規制が許容されるはおかしな話です。
創作物への規制を許容すべきだという
意見には断固反対ですね。
ナボコフやマルキド・サドの小説だって
読み継がれているのに、マンガ・アニメだけへの
規制が許容されるはおかしな話です。
そして、この規制論の考えの前提しての
「日本はロリコン文化に寛容だから、
ロリコンが多い、増えている」
という考えも間違っていると思います。
「日本人」にロリコンが多いのではなく、
「人類」にロリコンが多いのです。
「日本はロリコン文化に寛容だから、
ロリコンが多い、増えている」
という考えも間違っていると思います。
「日本人」にロリコンが多いのではなく、
「人類」にロリコンが多いのです。
ではなぜ北原みのりが報告したように、
日本には気持ち悪いロリコンが目立つのか?
それは「違法」ではないからです。
合法だから見えているんです。
違法化された場合、彼らは地下に潜り、
表だった活動はしないでしょうが、
被害に遭う児童がいなくなるわけではありません。
欧米は、児童ポルノ規制は厳しいですが、
児童に対する性的虐待は組織的で根深いですよね。
倫理や社会通念が性的嗜好の前に
無力である証拠となる事件が、
「カトリック教会の性的虐待事件」です。
この事件では、一般的に言えば、
普通の人々より倫理感の強いはずの
聖職者が大量に処分されました。
無力である証拠となる事件が、
「カトリック教会の性的虐待事件」です。
この事件では、一般的に言えば、
普通の人々より倫理感の強いはずの
聖職者が大量に処分されました。
あと、意見の本論とは関係ないかもしれませんが、
「うさぎドロップ」の解釈も間違ってると思いますよ。
「うさぎドロップ」の解釈も間違ってると思いますよ。
読者が最終巻の展開に違和感を感じるのは、
娘同然、家族同然として育ててきた
少女と恋愛関係になることに対してだと思います。
近親相姦的な感覚を抱くからこその違和感です。
「小児性愛だから不評」は誤読だと思います。
娘同然、家族同然として育ててきた
少女と恋愛関係になることに対してだと思います。
近親相姦的な感覚を抱くからこその違和感です。
「小児性愛だから不評」は誤読だと思います。